「Camp Program@白岩戸公園・八代市」
就労移行支援事業所 ココロの学校オルタナ「白岩戸のキャンププログラム」を開催しました。
参加者 「Rovin_Blackさん」の感想。
オルタナの白岩戸のキャンプは本当に楽しみにしていた。
一度も行ったことがない場所だったし、ゆっくりと自然に触れる機会を僕はどうしても感じたいと思っていたからだ。
地元に帰って来てから熊本特有の自然に触れることはそれなりにあったけれど以前からよく行っていた場所以外に行く機会は少なかった。今回はそれを満たしてくれるいい機会になると感じていたからだ。
参加メンバーも気心が知れた人達でバン一台で向かう道中、その楽しみはまず空腹を満たす事から注力された。
オルタナから白岩戸までは約1時間半だと中村さんが言うので、オルタナで昼ご飯のヤマケンカレーを頼りに自分達で作り、腹ごしらえを考えていたが別メンバーが調理補助に入ったので急遽その時間を前倒して早めにキャンプに向かう事になった。
空腹感はそれによって加速度的に早まり苛々と少々の落ち込みが腹部から広がってゆく。
ドライブ1時間後、トライアルに到着して欲望の赴くままに食材、特に肉と肉と時々海鮮などに手をつけながら爆買いした。それを主導したのは他ならぬ中村光宏その人だった。
買い込むだけど買い込むと、バンの人数は許容範囲なのにメンバーさんのウェイトと食材の多さでバンが悲鳴をあげながら許容重量を越えて直走った。
きっとバンに意志があったら、僕らが乗車する事を拒んでいただろう。
それからうだるような熱波を越えて、冷房が効かない車中に苦しみながら白岩戸キャンプに辿り着いた。
そこは本当に片田舎の河川で川に沿って少し高い場所にキャンプする平地がこじんまりとあるキャンプ場だった。
整備はされているが、管理人はいないのでルールを守ってお使いくださいと言う感じの気ままな雰囲気の木々や苔、芝生がいいバランスで作られた木漏れ日が燦々と揺れる場所だった。
トンボが何匹も川の上を飛ぶ川面はとても透明でそして穏やかで美しかった。拠点になるタープテントを張り、段々になった平地にテントを設営してオルタナベースを構築すると僕らはそれぞれ、思い想いに時間を過ごした。
川の流れが緩やかな場所に座り、空を見上げた時僕は久しぶりに非日常の光景を目の当たりにした。青がただただ鮮明でその手前に雲が大きく広がり、山間と橋がよりその景色の奥行きと景観を引き締めていた。
綺麗だった。
その夏空は、とてもとてもはっきりしていて、飾り気のない雄大さを兼ね備えていて、そして替えの利かない僕にとっての情景だった。
その景色は夕暮れになるにつれ眩さを放ちながら、川に飛び込むと空の美しさがまた違った形で時の移ろいや流れを感じさせてくれた。
その後は、空腹を凌駕して満たされた心から切り離されひたすらに肉、肉、時々海鮮と鶏肉、豚肉と喰い続けた。
帰宅後に体重を測ったら、2キロ太ってた。
就労移行支援事業所ココロの学校オルタナの
「Camp Program」
春夏秋冬で開催し、自然環境の中に身を置くテクニックと大切さ
また、「3F」からの解放と「1/fゆらぎ(自然のリズム)に癒される」をテーマに開催していきます。
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